知り合いや取引先から送られてきたメールを開いてウイルスに感染した…
なりすましメールを通してコンピューターウイルス・エモテット(Emotet)の感染被害が心配です!
知り合いや取引先からのメールを開かないわけにはいきません、どうしたらいいのでしょう?
世界規模で拡大し、国内でも既に400以上の組織がウイルスに感染、拡大を続けているエモテット。
気になったので調べてみました(‘◇’)ゞ
大迷惑の感染ウイルス「エモテット」とは
ウイルス「EMOTET」は、実在の人物や組織、または以前やり取りのあった相手に「なりすまし」メールを送ってきます。
そして、添付ファイルを開くよう誘導 → ファイルを開くことでウイルスに感染する仕組みです。
以前のメールと同じタイトルを使ったり、引用した本文に「ご意見をお願いします」や「発注お願いします」など簡単な文章が添えられていて、受け取った方が信用しやいメールになっています。
例えば、アマゾンで品物を購入後に「商品に関するご意見を…」なんてメールが届きますよね?!
そんな感じで、ついつい添付ファイルを開けてしまうようになっているのかもしれませんね(;゚Д゚)
恐ろしい…
感染の仕組みは?
感染後は、パソコンに保存されているメールアドレスや本文を盗み取り、その情報から新たななりすましメールを作り出す仕組みです。
永遠のループですね~、感染者ZEROにしない限り終わりがない気がします(-_-)
出典:朝日新聞
現在、世界中で次々と感染の被害が広がっていて、強力な「自己拡散型」ウイルスとして恐れられています。
いつも思うのですが、コンピューターウイルスを作る人は「頭がいい」(この表現が正しいかは?ですが…)のに、なんでその才能を良い方向に使わないんでしょうね?
その才能が有れば、億万長者や世界的に有名になる事、大げさに言ってしまえば「世界も救える」ヒーローにだってなれるかも?
言い過ぎですね…「世界を救える」までは言いませんが、凡人の私には「もったいない」気がしてしてなりません。
才能少し分けて欲しい~ (>_<)
Twitterでは
怪しい添付ファイルは開かないで~
メールには添付されているのは文書作成ソフト「ワード」形式のファイル(米マイクロソフト)で、クリックすると警告文が出ますが、そのまま操作を進めるとウイルスに感染します。
ですから、添付ファイルを開けようとして「警告文」が出た場合は、操作はやめて何らかの対応が必要です(^^;)
具体的には、こんな感じです↓↓↓
「文書ファイルを閲覧するには操作が必要である」という主旨の文と、「編集を有効にする」と「コンテンツの有効化」のボタンをクリックするよう指示が書かれている。
↓
「編集を有効にする」を有効化 & 「コンテンツの有効化」を有効化
↓
エモテットがダウンロードされる。
Word の設定によっては、有効化の警告が表示されずに エモテットがダウンロードされてしまう場合もあるようです(;゚Д゚)
ですから、何か不自然な感じがした場合は触らず…
会社なら、コンピューターを管理している部署に報告してみることをお勧めします。
個人のパソコンの場合は、日本のセキュリティー対策機関「JPCERTコーディネーションセンター」へ相談してみて下さい。
4カ月くらい前に、同僚が「昨日、長いこと連絡を取っていなかったアメリカに住む友人から国際電話がかかって、ビックリしたの!」「だって、国際電話安くないのにかけてくるなんて、緊急の話じゃない」と言っていたのを思い出しました。
内容は、「私からのメールは絶対に開けないで!そのまま捨てて!」「ウイルスに感染していて、片っ端から電話で連絡してメールを捨ててもらっているの」でした。
今思えば、彼女は「エモテット」に感染していたのかもしれません(^^;)
被害の多くは中小企業らしいので、個人のメールは大丈夫かもしれませんが、私の同僚の例もありますので皆さんも十分に気を付けることをオススメします。