市販類似薬が保険除外の対象になりそうです(;゚Д゚)
「今のうちに薬を多めにもいストックしておかないと100%自己負担になってしまう」なんて病院に駆け込む人が増えてしまうかもしれません…
増税や市販類似薬の保険除外、それよりも政府が使っている無駄なお金を見直す方がよっぽど大切だと思うのですが(^^;)
私達のような下々の人間だけが苦しくなっていく日本の未来は大丈夫なのでしょうか?
悔しい気持ちになったので、どんな市販類似薬が対象になるのか?いつから自己負担になるのか?調べてみました。
「政府は、社会保障改革の一環として、市販品類似薬について、公的医療保険の対象から除外する方向で調整に入った。」というショックな情報が発表されました(;゚Д゚)
大きな病気でない限り保険対象外という事でしょうか?
毎月「健康保険料」を納めているのに、納め損ですか?
市販類似薬とは?
市販類似薬とは、市販の医薬品と同じような効果があり代替が可能な薬のことです。
ジェネリック(後発医薬品)と混乱しないでくださいね^^
(ジェネリック医薬品とは、先発医薬品の独占的販売期間の終了後に発売される、先発医薬品と同じ有効成分で効能・効果、用法・用量が原則同一であり、先発医薬品に比べて低価格な医薬品である)
なぜ?
近年、がん治療で使われるオプジーボやキムリアなど超高額薬の相次ぐ登場で、医療保険財政が圧迫されています。
政府は「大きなリスクは共助、小さなリスクは自助」との考え方に基づいて「大きなリスク」を支えるために今回の「市販類似薬は保険対象外」は避けられないと判断しました。
病院で処方箋をもらって薬を購入する場合の自己負担は1~3割で、残りは税金や保険料から賄われますが、市販品は全額患者負担です。
政府は自己負担を引き上げることで医療費抑制につなげたいと考えているようです。
この他にも、フランスで導入されている薬剤の種類に応じた自己負担割合の設定や、スウェーデンで行われている年間の薬剤費を一定額まで全額自己負担にする仕組みも今後検討されるかもしれません。
これ重要!対象になる薬は?
風邪薬、花粉症治療薬、湿布薬、皮膚保湿剤、漢方薬などの軽症薬が保険除外の対象として想定されています。
なぜなら、薬を市販品より安く手に入れるために、患者が病院で受診することを、以前から過剰な受診を招く要因になっていると指摘されていたからです。
ただ、目的が「医療費抑制」なので、「どの薬が保険対象外にするかによって抑制額は変わってくる」というポイントも重要になってくると思います。
安い市販類似薬を対象外にしても「医療費抑制」には余り効果がないですからね…
皆さんの処方されている薬が今後、保険対象外になるかは病院で確かめて下さい(‘◇’)ゞ
いつから始まるの?
社会保障検討会議が12月中旬にまとめる中間報告に盛り込むことを検討しており、来年以降、随時進めていきたい考えだそうです。
ただ、日本医師会は市販類似薬の保険対象からの除外について「軽い症状での受診を躊躇することによって、重症化する恐れがある」「非常に重い疾患だけを保険給付の対象とすれば社会保険の恩恵が薄れる」と反発しています。
そうです!保険料を払っている人々は平等に恩恵を受ける権利があるはずです!
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