貸し出した車が返却されなかったり、勝手に売却されてしまうトラブルが、個人所有の車を他人に貸す「個人間カーシェアリング」サービスで相次いでいるそうです。
いったい何が原因で、このようなトラブルが発生し、対応はどのようになっているのでしょうか?
「個人間カーシェアリング」とは?
「個人間カーシェアリング」は個人が所有する車を貸し出すというサービスです。
週末しか乗っらない自分の車を平日に貸すことで収入を得ることができるため、人気が高まっているようです。
自分の車を貸したい人は、インターネットで仲介サイトに登録します。
借りたい人は、スマホのアプリなどで、登録された車から気に入った車種や利用期間決め、料金を支払います。
そして、車を貸し借りする当日に、お互いの免許証を提示しあい、本人確認を行います。
あれ?それだけで大丈夫?って不安ですよね?
既に、この時点で不安しかない「疑り深い?小心者の?」私です(笑)
注意して!NTTドコモが運営する「dカーシェア」
サイトを利用する際は、免許証の写真を送り個人情報を登録する必要がありますが、免許証を送って6分あまりで「会員登録が完了しました」とメッセージが届きます。
ホームページなどには「厳密な審査がある」と書いてあるようですが、厳密な審査がされているのかは不安な状況…
6分で「厳密な審査」ができるとは思えません。
正直、情報を登録しているだけでは?って思ってしまいますよね(^^;)
実際に、「NTTドコモが運営する『dカーシェア』」を利用し、車を貸した方が詐欺の被害にあっている事は皆さんご存じですか?
「dカーシェア」を通して車を貸したが、返却日になっても返却されず、貸した相手と連絡が取れなくなってしまたようで…
それだけではなく、貸した車が数日後ネットで売りに出されていたそうです(;゚Д゚)
あり得ない!そんな状況になったらパニックですよ(>_<)
それも、700万で買ったBMWだったらしく、売却額はたったの300万!気付いた時には既にSOLD OUT…
NTTドコモの対応は?
被害にあった方はNTTドコモにも相談しましたが、取り合ってもらえず、「当事者同士でトラブルは解決してください。私たちは契約の場を提供しているだけなので一切関係ありません」と言われたそうです。
えっ?!ひどくないですか?NTTドコモ強気ですね~
契約の場を提供しているなら責任あるでしょ?!って思いません?
これは、カナリびっくりの対応ですよね…
NTTドコモ信用なくしますよ… (-_-)
免許偽造で高級外車売買が多発!
2019年夏に「個人間カーシェアリング」で偽造免許証を使って借りた高級外車を中古車販売店に売却した疑いで、逮捕者が出ました。
この逮捕がきっかけで多くの被害が発覚したようです。
でも、高級車を購入なんて、できるはずもない庶民の私は「なんで、そんな高級車を全く見ず知らずの他人に貸せるのか?」と不思議に思ってしまいます。
高級車でなくとも、車を家族以外に貸すのは、とても抵抗があります…
あれ???もしかして、私って「ケチ」なのでしょうか??(;゚Д゚)
弁護士の意見は?
NTTドコモが運営しているサイトなので大丈夫だろうという、利用者の安心感に付け込んだ犯罪が多くなっていますが、大きな企業の仲介だから安心できるという保証はありませんので十分に注意が必要との事です。
あくまでも、「個人間のやり取り」であることと「自己責任」という事は忘れてはいけないようですね(‘◇’)ゞ
NTTドコモは上記の事件後に「車両受け渡し時の本人確認書類を増やすなど運用ルールを見直し、盗難・詐欺被害の補償についても今後検討する」としていますが、どこまで管理・運用できるのか疑問が残ります…